つくば生物ジャーナル Tsukuba Journal of Biology (2007) 6: TJB200701CC

皆でつくる卒業研究発表会の定着と継続

千葉 親文 (筑波大学 生命環境科学研究科、生物学類卒業研究発表会世話役)

 平成18年度卒業研究発表会要旨集の巻頭にあたって、まずは卒業研究生の皆さんに対して、「ご苦労様。これからのますますの飛躍を期待しております。」と言いたい。また、後輩の皆さんに対して、5年間この取り組みに携わってきた私から申しおきたいことは、「是非ともこの発表会の形を継続していってほしい。」ということです。
 生物学類の全員参加型卒業研究発表会は今年で5年目を迎え、既に全ての学生・教員に定着しています(詳しい経緯は、「2006年、生物学類の卒業研究発表会のかたち」千葉親文、つくば生物ジャーナル 5:1(2006)をご覧ください)。卒業研究発表会は、言うまでもなく、卒研生にとっては研究成果を発表する最高の舞台です。教員にとっても研究内容を学生や他の教員に紹介する絶好の機会です。後輩にとっては、最先端の研究の内容や現状を知り、将来進むべき研究分野や研究室、さらには将来の生き方(人生の究極目標)について考える最高の機会です。
 今後、この形を継続していくに際して、参考になるように今年度卒業研究発表会の開催に向けた年間スケジュールを下に示します。今年度の世話役は私と八畑謙介先生(筑波大学・生命環境科学研究科)、そして生物学類ホームページの管理、本要旨集(つくば生物ジャーナル)の編集と印刷、皆さんとの連絡を担当してくださったのは丸尾文昭先生(筑波大学・生命環境科学研究科)です。また、発表会当日の具体的な準備・運営に関するマニュアルは代々リバイスされて先輩から後輩に受け継がれていっております。
 発表会をよりよいものにするために、世話役をはじめ全ての教員が支援しております。今後、益々すばらしい会にするためにも、学生の皆さんの縦横の連携が非常に重要になってきています。期待しております。

平成18年度卒業研究発表会の開催に向けた準備日程
2006年
●9月27日 第1回卒業研究発表会準備・運営委員会
参加者:千葉親文、八畑謙介、丸尾文昭、1-4年生代表者
司会:千葉親文
(議事内容)
1)発表会責任者の選出(相談の上、後日世話役に連絡)
2)慰労会責任者の選出(相談の上、後日世話役に連絡)
3)連絡網の確認・整備
4)卒研生代表の選出(相談の上、後日世話役に連絡)
5)2006年度 生物学類卒業研究発表会日程について
6)場所について(例年通り)
7)ホームページ作製について(担当者について相談の上、後日世話役に連絡)
●9月27日 千葉が支援室で、発表会会場(第二学群棟 2B406, 2B409, 2B411, 2B412教室)、準備室(2A403, 2A410)、使用機器の確保、および「福利厚生施設使用願」に記入するとともに第二学群大食堂に行き慰労会場所(第二学群大食堂)を確保する。
●10月16日 要旨集(つくば生物ジャーナル)の表紙画担当者(大野祐策くん)決定
●10月26日 発表会責任者(今西泰赳くん)、慰労会責任者(池上裕子さん)、ホームページ責任者(今西泰赳くん)の最終決定
●11月2日 ホームページの公開開始、タイトル・要旨提出のお願い
●12月1日 タイトル提出締め切り
●12月15日 タイトル一覧公開(各自プリントしてもらう)

2007年
●1月12日 要旨提出締め切り(各クラスの代表者へ)
●1月19日 要旨集(つくば生物ジャーナル)表紙締め切り(生物学類長室)
●2月2日 タイムテーブル公開(クレーム受付)・要旨公開
●2月14日 タイムテーブル最終決定
●2月28日 学生全員に要旨集配布
●3月7日 発表会準備
●3月8日 卒業研究発表会当日
尚、11月2日以降のより詳しい情報は平成18年度卒業研究ホームページ
http://www.biol.tsukuba.ac.jp/cbs/sotsuken/2006graduation/) をご覧ください。

Contributed by Chikafumi Chiba, Received February 10, 2007.

©2007 筑波大学生物学類