生物物理学実験
Laboratory in Biophysics (Japanese Only)
2013年度 秋学期 (11月6日〜12月13日),毎週木・金曜日 第4・5時限目(13:45〜16:30)
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シラバス
授業概要: 生物物理学は境界領域の学問分野であり,その実験方法は多岐にわたる.生物物理学実験では,細胞膜やその電気現象の等価回路を電気部品を用いて作製し入力と出力の関係を観察したり,神経ネットワークのコンピューター・シミュレーションを行うことによって,細胞膜の性質や生体内の現象を理解する.また生物物理学の最先端の実験方法であるパッチクランプ法などの電気生理学的実験のデモンストレーションを行うとともに,実際に各自でその方法を試みてイオン・チャネルの性質などを理解する.
1) 感覚の心理物理学実験
2) ドナンの膜平衡
3) 細胞膜の等価回路の作製
4) コンピューター・シミュレーションI (イオン・チャネルのgating)
5) コンピューター・シミュレーションII (活動電位とNa+,K+電流)
6) コンピューター・シミュレーションII (応用)
7) 生体のリズム 1
8) 生体のリズム 2
9) 生体のリズム 3
10) 生体のリズム 4
前提科目・履習上の注意事項: 生物物理学Iを履修していることが望ましい。
単位取得条件,成績評価基準: 各課題についてのレポートを中心に,出席状況,実験における取り組み等を考慮して評価する.
指定教科書: なし.
参考書:
1)イオンチャネルとレセプター (御子柴克彦
他 編, 「実験医学」増刊, 1992年, 羊土社)
2)The Physiology of Excitable Cells, 3rd
edition. (David Aidley, Cambridge University
Press)など.
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