平成16年度2学期 生物学類授業評価

「動物生理学実験」


1 この授業科目に対するあなた自身の取り組み(多肢択一形式)

回答番号 回 答 人数
1 良い 6
2 普通 3
3 良くない 3

2 この授業科目に対するあなた自身の満足度(多肢択一形式)

回答番号 回 答 人数
1 良い 7
2 普通 2
3 良くない 3

3 良かった点があれば記入してください。(各50文字以内)(自由記述形式)

連番 回 答
1 実際の生き物を使った実験だったので、楽しかった。
2 実験の大変さがわかった。
3 生きている生物の生理を観察できたこと。
4 実験のおかげで、講義で分からなかった生命現象が分かるようになってきた。普段、めったに見られないことが見られて、感動した。
5 カエルやザリガニになれた。
6 動物生理の授業を理解するのに役立った。
7 生物を相手にした実験がどれほど大変かというのを思い知らされる。
8 レポートでは解っていたつもりが解っていない所をピンポイントで突いてくる。ニクイ。
9 電気生理学的手法と機器の扱い方が身についた。
10 実験のことだけでなく機会の扱い方などについての勉強ができたのでよかった
11 先生がおおらか

4 改善するべき点があれば記入してください。(各50文字以内)(自由記述形式)

連番 回 答
1 実験機材が少なすぎる。ひとりしかできないのであとの人は見てるしかなかった。
2 授業準備ができておらず、こちらも何をしていいのか、何を見るべきなのかまったくわからなかった。実験の資料を配るなどして、何をすべきか示してほしい。
3 もっと、基本的な実験をさせてほしかった。
4 実験前の説明はプリントに載せてしまって第1回のときに配ってしまってはどうか?
5 もうちょっと調子のいい機械を使わせていただければ、ありがたいです。
6 標本をつくるのが難しく、なかなか実験にいたらなかった時もあった。特に細胞内記録法は困難だった。
7 レポートを最後にまとめて出す形式なので、貯めてると死ぬ。現在2徹明け。
8 今年から新しい内容を含んでいたので、進行の不味い部分があった。来年は改善されていることを祈る。
9 毎回遅くまでかかってしまうのが大変でした。
10 ちゃんと結果が出ない実験も多かったので、実験内容や器具などを見直していただきたいです。


担当教員のコメント

1)動物生理学実験は、昨年度まで開講されていた情報性理学実験と動物生理学実験を統一し、新たな一つの実験として今年度からスタートいたしました。 実験内容については慎重に吟味したつもりです(予備的な実験も行いました)が、技術的に困難な部分も多かったようです。 皆さんのコメントを参考に内容を改善し、来年度に向けて準備いたします。 また、測定装置の老朽化は否定できませんので、更新できるようにさらに努力いたします。 皆さんにも、より挑戦的な(受け身でない)実験への取り組みを期待いたします。

 今年の実験内容は、守り半分、攻め半分の変更であったという点をご理解ください。 必ずしもうまく行く課題ばかりではありませんでしたが、新たな取り組みが実を結ぶように改善に努めてゆきます。

2)皆さんは今回の実験において電気生理学の基礎技術をほぼ1通り経験いたしました。 また、生きた動物の細胞・組織・器官からリアルタイムでデータを得ることの困難さを体感したことと思います。 これらは今後、講義や研究論文の内容を理解する上でとても有意義であるはずです。

 授業と実験が補い合う良い関連ができた点はうれしく思っています。 受講した皆さんは、全体に、真剣に取り組んでいました。

3)多くの方のレポートには、やっと得られた貴重なデータが添付されていませんでした。 とても残念です。

 レポートに関する説明が充分ではなかったかもしれません。 次回は説明を改善しようと思います。 例えば、レポート作成に関する基本的な指針の一例は基礎実験のテキストの最後に書いてあります(教官Bの考え方)。 これ等を参考にしていただけるとより良くなると思います。