平成16年度1学期 生物学類授業評価

「動物系統分類学実験I」


1.この授業科目に対するあなた自身の取り組み(多肢択一形式)

回答番号 回 答 人数
1 良い 5
2 普通 3
3 良くない 1

2.この授業科目に対するあなた自身の満足度(多肢択一形式)

回答番号 回 答 人数
1 良い 6
2 普通 2
3 良くない 1

3.良かった点があれば記入してください。(各50文字以内)(自由記述形式)

連番 回 答
1 次第にどの辺りに生物が潜んでいるかわかるようになった。
2 図鑑で調べる際に重要な特徴などを見つけられるようになった。
3 観察が少し上手くなった気がする。
4 夜遅くまで先生が残ってくださったこと。
5 興味を持てばいくらでも内容の濃い実験になるところ。
6 観察したい生物がどのような場所にいるのか教えてもらえるので採集の時役立った。
7 スケッチの講評が具体的でよかった。
8 学生が自分で決めて自分で行える点
9 先生やTAの方の親切な指導、アットホーム感
10 レポートが小分けではなく、集大成として提出する点
11 スケッチの重要性を知った。
12 身近な世界で生物多様性を知ることができた。
13 自由に観察できた。顕微鏡の使い方やスケッチの仕方が上達した
14 好きな生物を好きなだけ見させてくれたこと。それに尽きます。

4.改善するべき点があれば記入してください。(各50文字以内)(自由記述形式)

連番 回 答
1 気がめいった
2 特に無いと思われる・・・・・・?
3 系統分類的手法についても学びたかった。
4 サンプルを用意したり先生を増やしてもっとたくさんの生き物が見れるといいと思った


担当教員のコメント

 改善すべき点として具体的な内容の意見が2点あがっているので、以下ではその2点についてコメントします。

 系統分類学の手法について学びたいという要望があることは、系統分類学の授業科目に関わる者としては大変うれしく感じています。 シラバスにもありますように、この動物系統分類学実験Iでは、動物界の多様性を実物の観察をとおして体験的に知ること、観察対象の動物群の特徴を見極めて動物界の多様性を系統進化の側面から体系的に理解することに主眼を置いています。 動物系統分類学関連の実験科目には、この実験の他に、系統分類学的手法の学習を目的とした動物系統分類学実験 II があります。 系統分類の手法を学びたい方はそちらの実験も履修されることをお勧めします。

 4番目の指摘も、つまるところ「より多種多様な動物を観たい」という非常に前向きな学習意欲から生じた要望と理解し、大変うれしく感じています。 実験の説明の中でも伝えたかと思いますが、生き物を採集するためには対象生物に対する知識や洞察が必要で、採集行為をとおして非常に高度な学習をしているはずです。 事前に標本を準備すれば簡単にたくさんの動物を紹介できるのは確かです。 が、この実験でやるべきことは、あくまでも自分自身で生きている実物を採集することではないかと思います。