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       つくば生物ジャーナル Tsukuba Journal of Biology (2005) 4: TJB2005G301011 
       
      ゲ ノ ム 生 物 学 I     Genome Biology I 
      科目番号: G30 1011   
      単位数: 1単位  標準履修年次: 2・3年 
      実施学期 曜時限: 第1学期 火曜日 1時限 
      担当教員: 漆原 秀子 
       
      授業概要: 
       ゲノムは親から子へと受け継がれていく、生物の持つ遺伝情報の総体である。生物の構造と機能はゲノムによって規定されている。遺伝情報の実体、保存、及び発現の大まかな仕組みについては、遺伝学概論で扱っているが、本講義では、その内容をさらに詳細に、具体的に解説する。また、随時最近の重要な研究について紹介する。 
       
      授業内容: (1) 序章:ゲノム生物学の歴史と展望、自己評価テスト 
(2) ゲノムの構造と機能(1) 
(3) ゲノムの構造と機能(2) 
(4) ゲノムの複製(1):原核生物 
(5) ゲノムの複製(2):真核生物 
(6) 転写の基本機構(1):原核生物 
(7) 転写の基本機構(2):真核生物 
(8) 翻訳の基本機構(1):原核生物 
(9) 翻訳の基本機構(2):真核生物 
(10) (予備) 
 
       前提科目・履修上の注意事項: 
      ゲノム生物学T〜Vは相互に関連しており、全てを受講することが望ましい。本講義は、受講生が遺伝学概論レベルの知識を持っていることを前提として行われる。 
       
      単位取得条件、成績評価基準: 
      小テストと学期末に行うレポートまたは論述試験の点数が合格範囲にあること 
       
      指定教科書: 
      なし 
       
      参考書・文献: 
      1)「ゲノム」 T.A. Brown著、村松正實監訳、 メディカル・サイエンス・インターナショナル 
      2)「バイオインフォマティクス−ゲノム配列から機能解析へ−」 David W.
      Mount (岡崎康司・坊農秀雅 監訳)メディカル・サイエンス・インターナショナル 
 
      オフィスアワー: 月曜日 14時から17時まで; 生物農林学系棟B311 (TEL: 4664) 
e-mail: hideko@biol.tsukuba.ac.jp 
       
      備考(受講学生に望むこと): 
       
      ©2005 筑波大学生物学類  |