つくば生物ジャーナル Tsukuba Journal of Biology (2005) 4: TJB2005G306511
生 化 学 概 論 Introduction to
Biochemistry
科目番号: G30 6511 単位数: 1単位 標準履修年次: 1年 実施学期 曜時限: 第1学期 月曜日 3時限
担当教員: 小林 達彦
授業概要: 生命体は、低分子および高分子の多種多様な物質から構成されています。その中で特に、タンパク質・核酸・脂質・炭水化物などの一次代謝産物を中心に、それらの物質がどのような化学構造・性質を持ち、どのような機能を果たしているかを概説します。また、それらの物質が代謝する上で重要な役割を演じる補酵素・ビタミンについても触れたいと思います。 BiochemistryはBiologyの基礎となる重要な領域です。分子レベルでの研究を行う上でBiochemistryの知識は欠かことができません。BiologyとChemistryがカップルした言葉「Biochemistry」において、できればChemistryの目でも(特に構造を)理解していただければと思います。
授業内容: (1)生命・アミノ酸(1-3章) (2)タンパク質(3、4章) (3)タンパク質・酵素(4、8、10章) (4)酵素(8、9章) (5)核酸と遺伝情報
- 1(5章) (6)核酸と遺伝情報 -
2(5、29章) (7)脂質(12章) (8)炭水化物(11章) (9)補酵素・ビタミン(14章) (10)まとめと説明の追加
前提科目・履修上の注意事項: 特にありません
単位取得条件、成績評価基準: 出席状況を考慮し、学期末に記述試験を行います。
指定教科書: 「ストライヤー
生化学(第5版)」 入村達郎ら監訳 (東京化学同人)
参考書・文献: 「ホートン
生化学」 鈴木紘一ら訳 (東京化学同人)
オフィスアワー: 水曜日18〜19時迄(総合研究棟A棟613)
備考(受講学生に望むこと):
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