つくば生物ジャーナル Tsukuba Journal of Biology (2006) 5 TJB2006G220111

人 間 生 物 学 I     Human Biology I     

科目番号: G22 0111
単位数: 5単位
標準履修年次: 3年
実施学期 曜時限: 第3学期  全期間全日
担当教員: 永田 恭介、照井 直人


授業概要:
 人間生物学Tは、ヒトに関する生物学として、体の構造と機能の基礎からその病態までの解説を行う。具体的には、人体構造学入門・同実習、生化学・分子発生学、生理学、薬理学、医工学、遺伝医学、免疫学、感染生物学、病理学、実験動物学などの項目である。

授業内容:
(1)再生医学の基礎と応用:大根田修
(2)再生医工学:三好浩稔
(3)肝・胆・膵の発生と再生:須磨崎亮
(4)神経生理学概論:照井直人
(5)感性を発現する脳の構造基盤:久野節二
(6)分子生物学概論:山本雅之
(7)分子細胞生物学概論:入江賢児
(8)シグナル伝達:金保安則
(9)薬理学:三輪佳宏
(10)サイトカイン遺伝子発現制御機構:今川重彦
(11)遺伝医学概論:有波忠雄
(12)マウスゲノムが教えるヒトの病気:八神健一
(13)自己免疫疾患概論:住田孝之
(14)免疫学概論:渋谷彰
(15)分子ウイルス学概論:永田恭介
(16)病原細菌の分子生物学:太田敏子
(17)形態形成の分子生物学:高橋智
(18)神経科学、分子神経生物学、神経発生学:桝正幸
(19)人間生物学 I I実習:志賀隆
(20)酸化ストレスと疾患:石井哲郎
(21)人間行動学(1)(2):松崎一葉
(22)気候変動と疾病/クリニカルトライアル:我妻ゆき子
(23)環境医学概論:熊谷嘉人
(24)法医学概論:本田克也
(25)病理学概論:長田道夫
(26)病理学概論:加藤光保
(27)病理学概論:野口雅之
(28)カテコールアミンと疾患:川上康
(29)生活習慣病としての糖尿病:山田信博
(30)アルツハイマー病:玉岡晃
(31)神経変性疾患の病態と治療:吉澤利弘
(32)未定:松下昌之助

前提科目・履修上の注意事項: 
数多くの教官による講義なので、欠席すると理解できなくなるので注意すること。

単位取得条件、成績評価基準: 
ペーパーテストと出席状況などから総合的に判断する。

指定教科書:

参考書・文献:

オフィスアワー: 
学務で電話番号等を調べ、担当教官にあらかじめ連絡すること。

備考(受講学生に望むこと):
ここに挙げた授業内容は代表例であり、さらに多くの細分された講義がある、総計70コマにもなる大きな科目である。試験は数回に分けて行うが、いずれの試験も60点以上の成績が得られないと、単位がとれないので注意すること。


©2006 筑波大学生物学類