つくば生物ジャーナル Tsukuba Journal of Biology (2006) 5: TJB2006G300213

基 礎 生 物 学 実 験 I     Fundamental Biology,Laboratory I

科目番号: G30 0213  
単位数: 1単位
標準履修年次: 1年
実施学期 曜時限: 第1学期 金曜日 3,4,5時限
担当教員 :
大網 一則、千葉 智樹、伊藤 希、桑原 朋彦、和田 洋、濱 健夫、坂本 和一、山岡 裕一、大橋 一晴、吉村 建二郎、澤村 京一、千葉 親文、徳永 幸彦、中田 和人、中野 賢太郎、中山 剛、宮村 新一、岩井 宏暁、松崎 治、桑山 秀一、(丸尾 文昭)


授業概要
 本実験は、種々の生物に接し、またそれらを科学的に観察、解祈する作業を通して、生物に対する学問的好奇心と向学心を養い、さらに生命現象を科学的に観察する能カと実験科学の基礎的な技術を修得することを目的として実施する。実験は環境要因と生体反応、生物の形態および構造、生物の細胞・組織、そしで生物の代謝・構成分子などの大項目から構成されている。実施の細目は顕微鏡による形態観察から野外調査そして生体物質の分祈まで多岐にわたり、分類、生態、生理、細胞、遺伝、生化学など諸分野の初歩的な実習、実験を含んでいる。全体を通して、専門実習につながる観察、測定、分祈技術や記録方法の基礎を修得できるようになっている。 基礎生物学実験Iでは種と個体レベルの実験実習を行う。下記の。予定は担当教官の配置と材料の入手などによって若干の変更があり得る。

授業内容
第1回 ガイダンス、劇物毒物の取り扱い方
第2回 顕微鏡の使い方
第3回 身近な生物世界についての実験
第4回 身近な生物世界についての実験、あなたの頭の中の生物像
第5回 身近な生物世界についての実験
第6回 形態と構造についての実験、海の動物の初期発生や幼生の形態を観察する
第7回 身近な生物世界についての実験、淡水性微小動物の観察
第8回 環境と反応についての実験(植物)
第9回 環境と反応についての実験(植物)
第10回 環境と反応についての実験(植物)

前提科目・履修上の注意事項
1,2クラスと3,4クラスとに分けて実施する。実施の順序に違いがあるのでスケジユール表を確認すること。

単位取得条件、成績評価基準
各担当者が出席・実験態度・レポートなどに基づいた成績を提出し、それを集計して、AからDまでの評価を行う。

指定教科書: 基礎生物学実験(第1回目に配布する。)

参考書・文献: テキストに一部掲載。また必要に応じて個別に紹介される。

オフィスアワー

備考(受講学生に望むこと): 特にない


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