つくば生物ジャーナル Tsukuba Journal of Biology (2007) 6: TJB2007EA10221

生 物 資 源 現 代 の 課 題     Current Topics on Agrobiology

科目番号: EA10 221
単位数: 2単位
標準履修年次: 1年
実施学期 曜時限: 第2学期 水曜日 5時限
担当教員: 大澤 良、納口 るり子、平林 美穂、吉田 滋樹、佐藤 政良、志賀 和人、中村 顕、上條 隆志、大井 洋


授業概要:
 食糧, 環境, 国際開発, 生命科学などの分野から, 現在, 我々が直面している生物資源学に関わる現代の課題を提示し, 解説する。このような現代的課題には決まった解答はない。受講者には問題を問題として見つめ, とらえる目を養って欲しい。本講義では学生と教官参加型の討論を行う。
   
授業内容:
(1)世界の食糧生産,生産から消費まで(納口)
(2)緑の革命と食糧生産,新しい作物を作る(大澤)
(3)卵・肉・乳をとりまく課題(平林)
(4)食品と微生物のかかわり,食品成分の機能性(吉田)
(5)世界の水と耕地,日本の水利用(佐藤)
(6)持続的森林管理と日本の課題(志賀)
(7)物質循環と微生物(中村)
(8)生態系と生物多様性の保全(上條)
(9)バイオマス・生物材料とバイオエネルギーの利用拡大による地球温暖化防止(大井)
(10)総合討論

前提科目・履修上の注意事項:

単位取得条件、成績評価基準:
出席率6割以上のものを評価対象とし, 出席に40点、ひとつ選んだ課題に関するレポートに60点を配分して最終的に総合判定する。

指定教科書: 特になし。

参考書・文献: 各講義において紹介する。

オフィスアワー:
大澤 良;月曜日 18時〜19時まで;場所 生物農林学系棟B720;TEL 853-6674
e-mail osawaryo@sakura.cc.tsukuba.ac.jp

備考(受講学生に望むこと): 講義の順序は変更することもありえる。


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