つくば生物ジャーナル Tsukuba Journal of Biology (2007) 6 TJB2007EB15321

有 機 化 学 I     Organic Chemistry I

科目番号: EB15 321  
単位数: 1単位
標準履修年次 : 1年
実施学期 曜日限: 第2学期 水曜日 2時限
担当教員: 臼井 健郎


授業概要
 生命現象は基本的に有機化学反応で成立しており、その理解に有機化学の知識は大いに有用である。本講義では生命現象と関連付けながら有機化学の基礎(アルコール、フェノール、エーテルまで)について解説する。本講義は基礎有機化学の前半部分に当たり、後半部分の有機化学IIと合わせて有機化学の基礎習得を目指す。

授業内容
(1)有機化学は炭素の化学。構造と結合
(2)炭化水素(アルカン)
(3)炭化水素(アルケン)
(4)炭化水素(アルキン、ポリエン)
(5)ベンゼンの構造と芳香族化合物
(6)芳香族化合物
(7)立体化学(光学異性)
(8)有機ハロゲン化合物
(9)アルコールとフェノール
(10)エーテルとエポキシド

前提科目・履修上の注意事項
有機化学IIを履修することが望ましい。

単位取得条件、成績評価基準
出席状況を考慮し、期末試験を総合して評価する。

指定教科書
マクマリー有機化学概説(第5版、John McMurry著、伊東・児玉訳、東京化学同人)

参考書・文献

オフィス・アワー:
月曜日 13時から18時まで; 生物農林学系棟B114; 029-853-6629
usui [at] sakura.cc.tsukuba.ac.jp(事前に連絡して下さい)

備考(受講学生に望むこと): 


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