1, 2. Rhizosolenia setigera. 生細胞 (帯面). 下田沖 (2010.5.17). Scale bar = 50 µm (1), 20 µm (2).
オクロ植物門 珪藻綱 リゾソレニア目 リゾソレニア科
Rhizosolenia setigera
Brightwell 1858
Synonym:
細胞は細長い円筒形で両端が斜めに尖り、先端に細長い刺がある。直径 3-87 µm、長さ 50-750 µm。被殻は脆弱。刺が隣接細胞にほまって2~数細胞の群体を形成することがある。葉緑体は黄褐色、盤状、多数。
殻は円錐形で先端に細長く真っ直ぐな刺がある。
帯片は鱗状で2列にならぶ。
極地を除く世界中に広く分布する。日本沿岸域では普遍的に見られる。
参考文献 References
- Hasle, G.R. & Syvertsen, E.E. (1996) Marine Diatoms. In: Identifying Marine Phytoplankton. (Tomas, C.R. Eds), pp. 5-386. San Diego: Academic Press.
- 高野秀昭 (1990) 珪藻綱. In 日本の赤潮生物(副代康夫・高野秀昭・千原光雄・松岡數充 編). 内田鶴閣圃, 東京. pp.162-331.