1-3. Fallacia formosa. 被殻 (殻面). 土浦港 (2006.10.30). Scale bar = 10 µm.
ストラメノパイル 不等毛植物門 珪藻綱 羽状目 エリツキケイソウ科
ファラシア属(マクハリタテゴトケイソウ属)
Fallacia Stickle et Mann in Round et al. 1990, The Diatoms. 667.
Type species: Fallacia pygmaea (Kützing) Stickle et Mann 1990 = Navicula pygmaea Kützing 1849
Synonym:

単体性。ふつう殻面が見える。殻面は左右・上下相称、線形、被針形、楕円形など。殻面にはH形の縦走管があり、側面または殻端で外側に開口している。条線は単列(まれに部分的に2列)の胞紋列。条線は外側では完全にまたは部分的にconopeaで覆われる。胞紋は内側では篩皮で閉塞される。軸域・縦溝は狭い。中心裂溝は内面では一次極側に曲がり、外面では中心孔になる。極裂は外面では湾曲または鉤状。 帯片は開放型、無紋、数枚。 葉緑体は1個、H形、2つの葉片がそれぞれ左右帯面に面しており、上殻面に沿った細い結合部でつながっている。陥入型ピレノイドが1,2個存在する。

海水域、淡水域に広く生育する。付着性。

参考文献 References