1, 2, 3(?). Placoneis undulata. 4. Placoneis sp. 5. P. palaelginensis (?). 6-8. Placoneis sp. 9. P. abundans. 10. Placoneis sp. 11. P. nipponica. 土浦港 (2006.10.30). Scale bar = 10 µm.
ストラメノパイル 不等毛植物門 珪藻綱 羽状目 クチビルケイソウ科
プラコネイス属(ダエンフネケイソウ属)
Placoneis Mereschkowsky 1903, Beihefte zum Botanischen Centralblatt. 3.
Type species: Placoneis exigua (Gregory) Mereschkowsky 1903 (= Pinnularia exigua Gregory) (lectotype)
Synonym:

単体性。 殻は左右対称な線形から披針形、楕円形。 殻面は平坦、殻套との分化は明瞭。殻套は殻端付近で浅くなる。 条線は単胞紋列からなり、胞紋は孔状、内側では肉趾状篩板で閉塞される。 縦溝は殻中央を走向する。外中心裂溝末端は孔状、内中心裂溝は一次側に鉤状に曲がる。極裂は一次側または逆側に曲がる。 帯片は開放型、少なくとも接核帯片は単小孔列をもつ。 葉緑体は1個、各殻に面するX形の葉片からなり、一方の殻帯に面する連結部でつながる。この連結部付近にはピレノイドがある。

以前はNavicula属に分類されていたが、殻の微細構造や葉緑体の形態が明らかに異なることから別属にされた。。

淡水域から海水域(?)に広く分布している。付着性。

参考文献 References