1, 2. Tabellaria fenestrata. 土浦港. Scale bar = 10 µm.
ストラメノパイル 不等毛植物門 珪藻綱 羽状目 ヌサガタケイソウ科
タベラリア属(ヌサガタケイソウ属)
Tabellaria Ehrenberg ex Kützing 1844, Die Kieselschaligen. Bacillarien oder Diatomeen pg. 127.
Type species: Tabellaria fenestrata (Lyngbye) Kützing 1844 (lectotype) = Diatoma fenestratum Lyngbye 1819
Synonym:

細長い細胞が殻面端で互いにつながってジグザグ状または帯状、まれに星状の群体を形成する。そのため、生体ではふつう帯面が見られる。帯面は長方形で隔壁 (septa) が明瞭。殻は線形で中央と両端が丸く膨らむ。条線は単胞紋列、やや不規則で平行またはやや放射状。軸域は狭い。殻面縁には小刺がある。殻面中央付近に1個の唇状突起がある。殻の両端には殻端小孔域がある。帯片は多数、閉鎖型または開放型、閉鎖型のものは極側に発達した隔壁がある。 葉緑体は盤状で多数。

淡水域に広く生育する。付着性。霞ヶ浦では Tabellaria fenestrata がみられた。

参考文献 References