1-2. Dichotomococcus curvatus (?). 土浦港 (2006.10.30). Scale bar = 10 µm.
植物界 緑色植物亜界 緑藻植物門 所属不明
ディコトモコックス属
Dichotomococcus Korshikov 1928
Type species: Dichotomococcus capitatus Korshikov 1928
Synonyms:

4〜64個の細胞が、母細胞壁の裂片でつながって球状〜不定形の不動性定数群体(直径 10-100 µm)を形成する。ときに粘液物質に覆われる。細胞は楕円形〜紡錘形、大きさ 4-12 x 2-4 µm。葉緑体はふつう1個、沿膜性で膜状〜帯状、ピレノイドを欠く。

2または4 (?) 個の自生胞子を形成して無性生殖を行う。自生胞子は母細胞壁の裂片についたままであるため、2分岐岐した枝の先端に細胞が付いた形態になる。

4種ほどが知られる。細胞の大きさや形態などで分類されている。おそらくトレボウクシア藻綱に属する。

淡水止水域に生育する。プランクトン性。

参考文献 References