1, 2. Lagerheimia citriform. 土浦港 (2006.10.30). 3. L. genevensis. 土浦港 (2007.2. 21). 4. L. wratislavie. 土浦港 (2007.2. 21). Scale bar = 10 µm.
植物界 緑色植物亜界 緑藻植物門 トレボウキシア綱 オオキスティス目 オオキスティス科
ラゲルヘイミア属
Lagerheimia Chodat 1895
Type species: Lagerheimia genevensis Chodat 1895
Synonyms: Tetraceras Chodat 1894; Chodatella Lemmermann 1898; Bernardia Playf. 1916; Lagerheimielle Boedijn 1940

不動性単細胞、または2〜8細胞が母細胞壁壁内に収まった不動性群体。細胞は楕円形〜紡錘形、長径 4-26 µm。細胞両端を中心に1〜多数の細長い刺がある。細胞は単核性。葉緑体は1〜8個、沿膜性、各葉緑体はピレノイドを1個もつ。

4〜8個の自生胞子を形成して無性生殖を行う (図2)。自生胞子は母細胞壁内にとどまるかまたは単細胞で放出される。有性生殖は卵生殖。

12種ほどが知られる。 Chodatella Lemmermann の名前で呼ばれることが多い。

世界中の淡水止水域に広く分布する。プランクトン性。

参考文献 References