1. Lobomonas ampla. 土浦港 (2007.7.7). Scale bar = 10 µm.
植物界 緑色植物亜界 緑藻植物門 緑藻綱 ボルボックス目 クラミドモナス科*
ロボモナス属
Lobomonas Dangeard 1898, Botaniste 6: 115.
Type species: Lobomonas francei Dangeard 1898
Synonyms:

単細胞自由遊泳性。球形〜楕円形の細胞の頂端から2本の等長鞭毛が生じている。鞭毛がでている部分以外は糖タンパク質性の細胞壁 (テカ) で囲まれており、細胞壁にはこぶ状〜低い刺状の突起が多数ある。葉緑体は1個、カップ型、ふつう基部にピレノイドを1個もつ。葉緑体中にはふつう眼点が存在し、細胞前方〜側方に位置する。収縮胞は細胞頂端に2〜4個または細胞中に多数が散在する。核は1個。

2〜8個の遊走子形成によって増殖する。分裂前に細胞質が回転する。有性生殖は未知。

淡水止水域に広く分布する。プランクトン性。霞ヶ浦でもまれに見られるが、数は少ない。

参考文献 References