1-4. Oocystis lacustris (?). 土浦港 (2006.10.30). Scale bar = 10 µm.
植物界 緑色植物亜界 緑藻植物門 トレボウキシア綱 オオキスティス目 オオキスティス科
オオキスティス属
Oocystis A. Braun 1855
Type species: Oocystis naegelii A. Braun 1855
Synonyms: Oocystella Lemmermann 1903

単細胞不動性、または2、4,8個の細胞が母細胞壁または寒天質に包まれた不動性群体。群体は楕円形、直径 80 µm 以下。細胞は紡錘形、楕円形または球形、大きさ 7-46 x 12-50 µm。細胞壁は平滑だが、ときに両端が肥厚する。葉緑体は1個〜多数、盤状、沿膜性。各葉緑体にピレノイドを1個もつことがある。

2、4、8、16個の自生胞子を形成して無性生殖を行う。鞭毛細胞や有性生殖は未知。

疑問視されるものを含めて45種ほどが記載されている。明瞭なピレノイドをもつ種はOocystella Lemmermann に分類されることがある。

世界中の淡水止水域に広く分布する。海水域からも報告がある。プランクトン性。

参考文献 References