1-3. Planctonema lauterbornii. 土浦港. Scale bar = 10 µm.
植物界 緑色植物亜界 緑藻植物門 トレボウキシア綱 所属不明
プランクトネマ属
Planctonema
Schmidle 1903: 354.
Type species: Planctonema lauterbornii Schmidle
Synonyms:
細胞が1列につながって短い無分枝糸状体を形成する。残存した母細胞壁でつながっており、また共通の粘液質に包まれることがある。糸状体の両端は同形で基物に付着することはない。各細胞は粗に配列し、等間隔にまたは近接する2個が組になって配置される。細胞は円筒形、単核性。葉緑体は1個、沿膜性、ときにピレノイドを1個もつ。ときに大きな油滴が細胞極に存在する。
2分裂によって伸長し、糸状体の分断化で増殖する。有性生殖は未知。
数種が知られる。細胞の大きさや形態、刺の形態、ピレノイドの有無などで分類されている。
Crucigenia に類似するが、親群体と娘群体の分裂面の関係が異なる。
淡水止水域に広く分布する。プランクトン性。
参考文献 References
- Guiry, M.D. & Guiry, G.M. (2006) AlgaeBase version 4.2. World-wide electronic publication, National University of Ireland, Galway. http://www.algaebase.org; searched on 13 December 2006.