1. Schroederia setigera. 土浦港 (2006.10.30). Scale bar = 10 µm.
植物界 緑色植物亜界 緑藻植物門 緑藻綱 ヨコワミドロ目 "シュロエデリア科"
シュロエデリア属
Schroederia Lemmermann 1898: 311.
Type species: Schroederia setigera (SchröDer) Lemmermann 1898
Synonyms:

単細胞不動性。細胞は細長い紡錘形(11-200 x 3-28 µm)で両端に長い突起がある。突起の形態は両端とも同じ。細胞壁は平滑。最初は単核性だが、成熟すると多核性。葉緑体は沿膜性、最初は1個だが、成熟すると多数。明瞭なデンプン鞘で囲まれたピレノイドを1〜多数もち、ピレノイド基質に貫入構造はない。無性生殖時には細胞は区画化される。

2本鞭毛性の遊走子によって無性生殖を行う。母細胞壁の側方が破れることで遊走子が放出される。ときに無性的に耐久胞子(アキネート)が形成される。有性生殖は未知。

10種ほどが記載されている。細胞の大きさ、外形、突起の形態などで分類されている。

温帯〜熱帯の淡水止水域に普遍的に分布する。プランクトン性。

参考文献 References