1. Pavlova sp. (土浦港. 2006.10.30).
所属不明 ハプト植物門 パブロバ藻綱 パブロバ目 パブロバ科
パブロバ属
Pavlova Butcher 1952
Type species: Pavlova gyrans Butcher 1952
Synonyms:

単細胞遊泳性で細胞外形は様々、ときにはげしく変形する。細胞前方〜腹面から2本の不等長・不等運動性の鞭毛が伸びており、その間から短いハプトネマが生じているが、ハプトネマは短く、確認できないこともある。 前鞭毛は長く、細胞前方で特徴的なS字形運動をする。前鞭毛には非管状小毛が生じており、小顆粒(knob-scale)で覆われる。単鞭毛はときに非管状小毛を持つが、knob-scaleは存在しない。 葉緑体は黄褐色〜黄緑色で1個、深く2裂しており、ときにピレノイドをもつ。葉緑体内にはときに眼点が存在し、鞭毛基部付近に接している。細胞内には脂質顆粒やラミナラン(?) 胞がみられる。

2分裂によって増殖する。

多くは海水域に生育するが、汽水〜淡水種もいる。

参考文献 References