短日植物であるアサガオから単離された遺伝子PnGLP、PnC401とそのシロイヌナズナにおけるホモログAtGLP1,2、AtC401について形質転換植物を作出して解析する。
具体的にはこれらの遺伝子をセンス・アンチセンス方向に導入した形質転換体を作出し、過剰発現・発現抑制することによって機能を類推する。ほかに、GUSを用いた組織レベルの発現部位解析、GFPを利用した融合タンパクの挙動の解析、Luc+を用いたプロモーター領域の解析を行う。
また、エクオリン形質転換アサガオを用いて細胞内Ca2+イオン濃度の測定を行い、花成誘導暗期中のCa2+イオンの局在及び濃度の変動について調査する。