アラビドプシスのFUS3変異体による形態形成への影響などの報告が今までいくつかあるが、その遺伝子機能についてはわかっていない。これはFUS3遺伝子が胚形成の初期に発現しており、そのため機能解析が極めて困難であるからと思われる。そこで本研究では、ニンジンからFUS3遺伝子ホモローグを単離し、実験材料として胚形成初期を解析しやすく、一度に大量の胚を調整できるニンジンの不定胚を使うことにより、FUS3遺伝子の機能解析を行う。これにより種子における胚形成の一連の流れの一部分を明らかに出来ると考えられる。
夕方頃、センターの屋上に人がいたら私です。
(いいえ、それは私です! byすみれ)