高畑公紀(Kiminori Takahata)(奈良県出身)
人物紹介:
修士課程の2年生(筑波での言い方では博士過程の2年生)
趣味は旅行、特に貧乏旅行が好き。昔は良くヒッチハイクをやっていましたが最近はご無沙汰。今年の夏はほとんどどこにも行けませんでした。隙を見て逃亡するつもり。
今までで一番良かったところはラオス。川で溺れて危うく命をおこすところでしたが。その後病気にかかって病院に行きました。今は大丈夫。
ボディーボードもやってます。阿字ヶ浦によく行きます。先週胸に傷を負ってしまい痛い。かつ波にまかれてゲホゲホ
研究に対する心構えは鷹のようになること
研究テーマ:
植物の胚発生に関わる転写産物の局在解析
具体的にはin situ hybridization法を用いて当研究室で単離され、胚的器官でのみ発現しているECP31,
ECP40, ECP45, ECP63 および植物ホルモンの一つであるアブシジン酸(ABA)の情報伝達に関わっているC-ABI3,
胚の形態形成に関わっているC-LEC1の局在解析をニンジンEC、不定胚、種子胚を実験材料として研究を行っている。不定胚は種子胚と異なり乾燥耐性を獲得して休眠を行わないが、ABAで処理することによって休眠を誘導出来ることが確認されている。
そこで各発達段階の不定胚をABAで処理することによりこれら遺伝子の局在パターンに変化が現れるかどうか調査した。EC、不定胚については終了することができ、現在は不定胚で得られた結果が種子胚でも同様の結果が得られるのか調査中である。結果はここをクリック(ECのまとめ,
ECP31, ECP40, ECP45, ECP63, c-ABI3,
c-LEC1, 結果のまとめ)
in situについて
in situを初めてかれこれ3年がたとうとしてますがやっぱり行程が長くて面倒。そこで日々省略バージョン、プロトコール研究中 またVENTANA社と植物用全自動in
situ機を開発しました。
今までの経験で前処理はプロテアーゼ処理だけで十分である。塩酸処理やアセチル化をしても、しなくても結果は同じであった。 ハイブリの時間もはじめの頃はまじめに16時間ほど反応させていたが、1時間で十分である。昔は脱パラから発色まで2日間かかっていたのが現在では9時間程度で終了することが出来る。
連絡先
e-mail : kimi2takahata@hotmail.com