研究概要:
シロイヌナズナでは、胚形成においてLEC1、FUS3、ABI3という3つの遺伝子が重要な働きをすることが分かっています。このうちLEC1遺伝子は胚形成に関わるいくつかの遺伝子の転写を制御している因子だと考えられています。昨年、ニンジンからLEC1遺伝子と相同性のある遺伝子C-LEC1の単離に成功しました。この遺伝子ECや不定胚・種子でのC-LEC1遺伝子の発現パターンや機能を解析することにより、植物の胚形成機構の一端を解明していきたいと考えています。(モデル図)
ピーアール:
1998年 筑波大学生物学類卒業・筑波大学生物科学研究科入学
現在 筑波大学生物科学研究科3年
自他共に認める実験中毒者。活動時間は早朝から深夜に及び、誰もいないはずの鎌田研から音が聞こえてきたら、たいがいは彼である。本人は規則正しい普通の生活を夢見ており、改善を試みているのだが成功するかは不明。意外にも大学時代には手品や大道芸に手を染めており、エンターテイメントとサイエンスの融合の道を模索しているとの噂もあるが、詳細は不明。
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