国際交流

English Guide for Study in the College of Biological Sciences, the University of Tsukuba

 学問に国境なし。生物学類では積極的に国際交流に取り組むと共に,学類生の国際性を育成するカリキュラムやプログラムを用意しています。J. Manyweathers講師による英語での専門の講義や専門語学の授業を通して英語力や国際性を養っています。更に国外の大学との協定による交換留学生プログラムを設けて学生の派遣を支援しています。

マンチェスター大学(イギリス)

 生物学類では,1999年からマンチェスター大学生物科学部(School of Biological Sciences, The University of Manchester)との交換学生プログラム協定を締結し,本学類生の派遣とマンチェスター大学学生の受け入れを実施しています。本協定により,2000年(平成12年)9月から毎年3名の生物学類生がマンチェスター大学に留学し,1999年9月から合計4名のマンチェスター大学からの留学生を受け入れています。留学期間はそれぞれ一年間です。

歴史と伝統: マンチェスター大学は,1851年に創立された創立150年のイングランドで最初の都市大学の一つです。20世紀における数多くの発明に貢献し,現在までに20人以上もの当校の教授および卒業生がノーベル賞を受賞しています。世界初のコンピューターは1948年にここで生まれました。3000人以上の教員,2万人近い学生がいます。大学のキャンパスはビクトリア調の建築と現代建築がうまく調和し大変美しく,又,学内には,パブ,ライブハウス,ショップ,マーケット,古書店などがあり,メインの大学図書館は英国内で第3番目の規模で,総蔵書数は約360万冊あります。

独自の教育システム: マンチェスター大学の評価はとても高く,1998年10月以来,11科目中,5科目で最高24ポイント,そして22ポイントをすべての教科要素で獲得しました。マンチェスター大学の長所は指導と学習において革新的なコースを提供していることです。たとえば,医学部がProblem Based Learning(PBL)とういう教授法の先駆けとなり,学生が複雑な医学を理解できるように,効果的で新しい教授法を提供しています。この方法は,現在ではあらゆる所で実行されております。
マンチェスター大学は,人文科学,経営学,経済・社会学,教育学,法学,医学・歯学・看護学,自然科学・工学,生物科学の9学部などにより構成され,70以上の学科に分かれて教育・研究を行っています。会計学,哲学,神学・宗教学,音楽の分野で国内最高水準の研究レベルを誇り,国際的にも高い評価を得ています。教育内容では,人類学,ビジネス,化学,コンピューター,地理学,地質学,法学,機械工学,音楽,社会政策学の分野で非常に高い評価を受けています。

ドミトリー: マンチェスター大学はUMISTと共同で宿泊施設を持っています。9400以上の部屋から,自分の好みに合った宿泊施設を選ぶ事が出来,この数は英国内でも最も多い数となっています。食事付の現代的なものから伝統的なもの,キャンパスに近いモダンなフラットから静かな環境にある,ビクトリア調のホールまで色々選択できます。

マンチェスターだより  【派遣留学生からのメッセージ】

2000年9月〜2001年6月派遣留学生 原浦麻衣
2001年9月〜2002年6月派遣留学生 岡平史世、中尾優希、鈴木郁美
2002年9月〜2003年6月派遣留学生 坂下俊秀
2003年9月〜2004年6月派遣留学生 季村奈緒子
2004年9月〜2005年6月派遣留学生 本木正人、松本結実、小澤愛
2005年9月〜2006年6月派遣留学生 大澤陽樹、佐藤寛明
2006年9月〜2007年6月派遣留学生 田渕理史
2007年9月〜2008年6月派遣留学生 小濱千裕、近藤小雪
2008年9月〜2009年6月派遣留学生 白戸秀、堀本なな子
2009年9月〜2010年6月派遣留学生 長谷川瞬、松本美貴子
2010年9月〜2011年6月派遣留学生 林康平、米原善成

Message to the Students of University of Manchester

Naoko Kimura

つくばだより  【マンチェスター大学からの留学生のメッセージ】

ボウエン,アンナ(Anna Bowen)、インドラヤニ,ガングレカ(Indrayani Ghangrekar)

マンチェスター大学 派遣留学生研究報告書

2009年9月〜2010年6月派遣留学生 長谷川瞬、松本美貴子
2010年9月〜2011年6月派遣留学生 林康平米原善成
2011年9月〜2012年6月派遣留学生 王文g清水天馬森島仁美


その他の国際交流

 生物学類が中心となって交換学生協定を締結しているのはマンチェスター大学やパリ大学などですが,筑波大学では61ケ国の121の大学(組織)(2015年10月現在)と大学間交流協定を締結しています。このうち多くの大学で授業料免除の協定があります。勿論、生物学類生もこれらの協定締結大学やその他の世界中の大学に留学できますが、大学によって留学の条件は異なります。
また、生物学類を担当する教員は,これらの大学を含む世界中の多くの大学と交流を持ち,特に外国人学生の受け入れ,国際セミナーなどを行っており,生物学類生もこれら留学生や著名な研究者との交流の機会に多く恵まれています。それらの交流機会を通して国際的資質を養う多くの機会に恵まれています。

留学生からのメッセージ

  金 映季


マンチェスター大学・パリ大学への留学の概要

マンチェスター大学・パリ大学への派遣学生選考と応募条件

2016年9月からの留学生募集要項


生物学類国際交流ニュース