ハマダイコン 浜大根
Raphanus sativus L. var. hortensis Backer f. raphanistroides Makino
真正双子葉類 アブラナ目 アブラナ科 ダイコン属

ダイコンが野生化したものだとされる。海岸の砂浜などに多いが、内陸部にも生育する越年草。根は細長く固いため食用にはならない。茎は直立し、高さ 30〜70 cm。葉は頭大羽状複葉、やや光沢があり、まばらに毛がある。

花期は4〜6月、茎の先端に総状花序をつける。花弁は4枚、離生、白色で先端近くが紫紅色を帯びる。雄しべは6個、4長雄しべ。雌しべは1個、2心皮性。 果実は細長い角果、内部はコルク質で海流散布ができそう。