
当研究室では細胞性粘菌を主な材料として、細胞はどのように空間を認識し運動するのか?をメインテーマとして研究を行っています。このため分子生物学や遺伝子工学を駆使し、遺伝子破壊株の作製や蛍光タンパク質融合遺伝子発現株を作製しています。研究分野としては、細胞生物学、生化学、分子生物学が当てはまりますがそのほか、薬理学的な研究として高濃度カフェインに対する細胞の耐性機構の解明、医学的な研究としてヒトハンチントン病の機能の分子レベルでの解明も行っています。これらの研究には細胞性粘菌だけでなくヒト培養細胞も材料として用いています。また、バイオテクノロジーに関連する簡便な形質転換や相同性組換え効率の上昇化にも取り組んでいます。
また、ナショナルリソースプロジェクト細胞性粘菌の中核機関として国際的に細胞性粘菌リソースの収集、保存、配布を行っています。

桑山研究室では、細胞性粘菌を主な材料として以下のテーマの研究を進めています。
・細胞の時空間認識と運動の制御機構の解析
・カフェイン耐性機構の解明
・ヒト病原遺伝子(ハンチンチン)の細胞内情報伝達システムでの機能
・多細胞体形成におけるソリトン波様細胞運動機構の解析
・細胞性粘菌ミトコンドリア由来新規ガン抑制因子の解析
・形質転換における相同性組み換え効率の上昇化
TOPICS
- 2025年3月30日
全国科学部連合 生物部会2025において「自己犠牲による生命進化」というタイトルで講演をしました。
2022年11月13日
細胞性粘菌ソリトンに関する研究がNHK番組「サイエンスZERO」で紹介されました。
2016年1月31日
カフェインに関する研究成果の一部が、カフェインのリスクに関する記事として日本経済新聞に掲載されました。
NEWS新着情報
- 2025年4月1日
サイト更新
- 2022年11月14日
サイト更新
- 2022年4月6日
サイト更新
- 2016年2月2日
サイト更新
- 2015年10月23日
サイト更新
- 2015年6月15日
サイト更新
- 2014年10月22日
サイト更新
- 2014年3月20日
サイト更新
- 2013年11月14日
サイトをオープンしました。