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オオマツヨイグサ
大待宵草
Oenothera erythrosepala Borbás
被子植物 真正双子葉類 バラ目群 フトモモ目 アカバナ科 マツヨイグサ属
原産地は不明だが明治初期に日本に渡来した帰化植物。海辺や河原、荒地に生える越年草。高さ 150 cm に達する。茎は直立し、基部が赤い毛が一面にある。茎葉は互生、無柄、葉縁に波状の低鋸歯がある。 根出葉は有柄で長さ約 30 cm、ロゼットを形成するが花期には枯れる。がく裂片は4個、披針状三角形、赤みを帯びる。花弁は4個、幅 5 cm に達し、黄色で萎んでも赤くならない。雄しべは8個。花粉は細い糸で互いにつながって粘りつく。雌しべは1個、4心皮性、柱頭は4裂。子房下位、4室、中軸胎座。果実はさく果、円柱形、熟すと縦に裂け (胞間裂開)、裂片はあまり巻かない。 花期は7〜9月、夕方に開花し翌朝しぼむ。 花は直径約 3 cm、無柄で花托筒(がく筒)が長い 種子に長毛はない。 |