ヨーロッパ原産の1年草。明治期に観賞用に移入され、各地で帰化している。高さ30〜70cm。葉は幅3〜8mmの線形。
花期は5〜7月。数個〜十数個の小判のような小穂(名前の由来)が、細い柄の先に垂れ下がってつく。小穂は長さ1.5〜2cm、約10個の小花からなり、はじめ緑色だが後に黄褐色のなる。外花頴は舟形で大きく、内花頴は半透明で膜質。雄しべは3個、雌しべは1個で柱頭は2裂する。