1-6: Leptocylindrus danicus. 生群体 (帯面). 下田沖 (2010.5.17). Scale bar = 20 µm.
オクロ植物門 珪藻綱 レプトシリンドルス目 レプトシリンドルス科
Leptocylindrus danicus Cleve 1873
Synonym(s):

細胞は細長い円筒形、直径 6-16 µm、殻高は直径の2〜10倍。蓋殻面で接して細長い直線状(まれにやや螺旋状)の群体を形成する。葉緑体は黄褐色、盤状、多数 (まれに1-2個?)。

蓋殻の中央付近に10個ほどの小孔が集まった中心域があり、そこから小孔列が殻套縁まで放射状に伸びる。殻頂縁に肥厚部(接続膜?)が点々と存在する。有基突起や唇状突起は認められない。側筒の帯片は10枚ほどで多数の小孔をもつ。

世界中に広く分布し、時に大発生する。下田周辺では2010年5月中旬に優占していた。

参考文献 References