1, 2. Palmeria hardmaniana. 生細胞. 1a, 1b と 2a, 2b はそれぞれ同一細胞で焦点をずらしたもの. 2 は分裂直後のもので2細胞がつながっている. 下田沖 (2010.5.17). Scake bar = 100 µm (全て共通).
オクロ植物門 珪藻綱 コスキノディスクス目 コスキノディスクス科
Palmeria hardmaniana
Greville 1865
Synonym(s):
Hemidiscus hardmanianus (Greville) Mann 1907
細胞は1/4球〜半球形で巨大。殻は半円形、300-550 x 160-270 µm。葉緑体は黄褐色、盤状、多数。
殻面はほぼ平坦、中央に小室を欠く領域があり、そこから小室が放射状に配列する。小室密度は 12-14個 / 10 µm。蓋殻の直線辺(蓋殻縁から約10小室内側)には唇状突起が列んでおり、このうち2つが他よりも大きい。
世界中の暖水域に広く分布する。
参考文献 References
- Hasle, G.R. & Syvertsen, E.E. (1996) Marine Diatoms. In: Identifying Marine Phytoplankton. (Tomas, C.R. Eds), pp. 5-386. San Diego: Academic Press.