1-5. Punctastriata ovalis (?). 被殻 (殻面). 土浦港. Scale bar = 10 µm.
ストラメノパイル 不等毛植物門 珪藻綱 羽状目 オビケイソウ科*
プンクタストリアータ属(ニセオニジュウジケイソウ属)
Punctastriata Williams et Round 1987, Diatom Research 2: 278.
Type species: Punctastriata linearis Williams et Round 1987
Synonym:

単体性、または殻面で互いに結合して帯状群体を形成する。まれにパルメラ状群体。細胞は小形で帯面は長方形。殻は楕円形〜被針形、殻の一端がややへこむ。条線は殻套まで伸びる。軸域が狭い。条線は太く、左右互生、多数の胞紋列(メッシュ状)からなる (EM)。殻面縁部分の条線上(ときに間条線上にも)には結合針があり、ときに分枝する (EM)。殻の一端には殻端小孔域があるが、不明瞭 (EM)。唇状突起を欠く (EM)。ときに殻套縁にプラークがある。帯片は開放型、多数、無紋、両端で幅狭くなる。葉緑体は板状、1〜2個。

Staurosirella に酷似しており、光顕での判別は難しい。

淡水域に広くに生育している。付着性。霞ヶ浦では Punctastriata ovalis (?) がまれにみれれた。

参考文献 References