1. Puncticulata praetermissa (?). 2. Puncticulata sp. 殻 (殻面). 土浦港. Scale bar = 10 µm.
ストラメノパイル 不等毛植物門 珪藻綱 ニセコアミケイソウ目 トゲカサケイソウ科
プンクティキュラータ属(ハナビタイコケイソウ属)
Puncticulata Håkansson 2002, Diatom Research 17: 21, 112.
Type species: Puncticulata comta (Ehrenberg) Håkansson 2002 = Discoplea comta Ehrenberg 1844
Synonym:

細胞は円盤状〜円筒形、単体性、まれに粘液糸でつながった鎖状群体。殻高が小さいため、ふつう殻面が観察される。殻面は円形(まれに楕円形)、平坦またはやや凸凹。殻面の中心域(central area)と周縁部(marginal zone)では模様が異なる。中心域はには粗い点紋列が放射状に配列している。周縁部には放射状に伸びる細かい胞紋列があり、胞紋列は数本がまとまって胞紋列束(条線)を形成している。胞紋列束間は内側に隆起して肋になっている。胞紋列束や肋は殻套まで伸びている(EM)。ときに中心域に有基突起がある。殻面縁には有基突起(周縁有基突起)輪が存在する。殻面縁に唇状突起を1〜数個もつ(EM)。葉緑体は盤状で多数。

近年、Cyclotella から分離された。

淡水域に広く生息し、ふつうプランクトンとして出現する。霞ヶ浦では