ヒカリモの生態写真(吉崎 誠 東邦大学)
(国の天然記念物に指定されている千葉県竹岡のヒカリモ。湧水の表面が金色に光っている。)黄金色藻の中で最も広く知られている種類である。これは各地の井戸や洞窟の湧水の表面が金色に輝く現象があり,これがヒカリモの水面での増殖によるからである。現時点ではヒカリモは2本の鞭毛をもつことからOchromonas vischeriと同定される。

ヒカリモの顕微鏡写真
プレパラート中に泡をつくり,その内側にヒカリモを閉じこめて観察したもの。ヒカリモが”足”をもち,水面に立っていることがわかる。水面上のこの袋状の構造のなかには鞭毛をもつヒカリモの細胞が入っている。この袋を壊すとたくさんのヒカリモの遊泳細胞が泳ぎ出す。

ヒカリモ(水面上部からみたもの)

Mallomonas

Mallomonas

Mallomonas

Mallomonas

Synura

Synura

Synura

ミズオ
Hydrurus

ミズオ
Hydrurus