特集に寄せて

　今年度の筑波大学説明会が7月29日と30日に行われた。生物学類が所属する第二学群は7月29日の開催となった。生物学類（学生定員80名）の参加者は398名（高校生のみの人数で、教員や保護者の数はこれには含まれていない）であった。昨年は310名、一昨年は350名であったのに比べると最近では最も多い参加者となった。参加者のうち1年生が22％、2年生が36％、3年生が38％、既卒者が4％で、年々1、2年生の割合が増えていく傾向にある。

　この説明会に参加できなかった高校生、教員、保護者の方々のために、本ジャーナルは特集『大学説明会』として、それぞれの担当責任者から説明の概略を寄稿していただいた。また今回の説明会に参加してくれた高校生からの質問や、過去の説明会の時に出された質問も含め、これらの質問に対する回答を一括して『Q and A』としてこの特集の最後に掲載したので、筑波大学生物学類に興味のある方は是非ご覧になっていただきたい。また今年の施設見学はオリエンテーリング方式をとり、有る程度参加者が自由に研究施設を見学できるシステムにした。反省会でもこの方式の是非に関する様々な意見が出されたので、来年度以降の参考にしていきたいと思っている。

　今回の生物学類の説明会次第を以下に示した。

1. 集合
2. 全体説明会
3. 参加者移動
4. 生物学類説明会：パート1
   学類長挨拶、入学試験の説明、・・・・
5. 昼休み 筑波大学のビデオ上映
6. 生物学類説明会：パート2
7. 施設見学
8. 宿舎見学
9. 反省会