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カワラナデシコ
河原撫子
Dianthus superbus var. longicalycinus (Maxim.) Williams
真正双子葉類 ナデシコ目 ナデシコ科 ナデシコ属
本州〜九州に分布。低地から山地の河原や草原に生える多年草。茎は直立し、上部で分枝、高さ30〜100 cm。葉は対生し、線形〜披針形、長さ 3〜9 cm、粉白色を帯び、基部は茎を抱く。 花期は7〜10月。秋の七草の一つ。花は茎頂に数個つき、直径4〜5cm、茎の先に頂生する。苞が3〜4対あり、先端は芒状に尖る。がくは筒状、長さ3〜4 cm、先端に5歯がある。花弁は5枚、淡紅紫色、下部に紅褐色のひげ状毛があり、開出部 (舷部) の縁は細かく糸状に切れ込む。花弁の間には隙間がある。雄しべは10個。雌しべは1個、2心皮性、花柱は2本、子房上位で特立中央胎座。果実はさく果。種子は扁平な円形、径約 2 mm、黒色。 |