[第2エリア]
ハナニラ 花韮
Ipheion uniflorum (Graham) Raf.
単子葉類 キジカクシ目 ネギ科 ハナニラ属

南米原産で明治時代に観賞用として導入され、花壇などに植栽される多年草。また各地で逸出して路傍や草地で見られる。 地中に卵形の鱗茎をもつ。葉は根生し、広線形、長さ 10〜25 cm、扁平。全体にニラ臭あり (食べられない)。

花期は3〜4月。長さ 20 cm ほどの花茎の先に直径約 4 cm の花を単生する。花柄に膜質の苞が2個ある。花被片は6個、ふつう白色〜淡紫色、平開する。花被片の裏面中央には紫色の筋がある。