本州から九州に分布する落葉低木で草原や林縁に生える。庭木として植栽されることも多い。高さ 20〜100 cm。葉は互生、披針形〜広卵形で長さ 1〜8 cm、鋸歯があり、先端が尖る。
花期は5〜8月。小さな花が多数集まって咲く。花弁は5枚、濃紅色〜白色。雄しべは約20本、雌しべは5個。果実は5個の袋果からなる集合果。
下野の国(栃木県)で見つかったことからこの名前がある。