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チューリップ
鬱金香
Tulipa gesneriana L.
単子葉類 ユリ目 ユリ科 チューリップ属
花壇などによく植栽される多年草。球根(鱗茎)の形で流通している。葉は披針形、長さ 10〜15 cm、厚く粉白色を帯び、葉縁はしばしば波打つ。 春に高さ 30〜80 cm の茎を伸ばし、ふつう先端に大きな花を1個、上向きのつける。花はふつうコップ形、品種によって多様(ユリ咲き、パーロット系など)。花被片はふつう3個2輪、八重咲きもある。色はピンク、赤、紫、黄、白など。雄しべは6個。雌しべは1個、3心皮性、子房上位。 一般に栽培されているのはアナトリア原産の Tulipa gesneriana をもとにした園芸品種であるが、別のいくつかの種をもとにした園芸品種もある。 |