林縁や草地に生える落葉低木。観賞用に植栽されることも多い。高さ1〜2m。ほとんどの枝は冬には枯れ、春に新枝が伸びる。葉は互生、三出複葉。小葉は長さ2〜4cm、広楕円形〜広卵形、全縁、先は丸い。小葉の表面は中央部だけにわずかに毛があり、裏面には伏毛がある。

花期は7〜9月。葉腋に総状花序をだし、花を２個ずつつける。花序は基部の葉より長い。花は長さ約1.5cmの蝶形花。花弁は５個で紅紫色。雄しべは10個。雌しべは１個、心皮１枚、子房上位。果実は豆果、裂開しない。種子は長さ4〜5mm、卵形、光沢がある。