1, 2. Chaetoceros peruvianus. 生細胞 (帯面). 下田沖 (2010.10.15). Scale bars = 50 µm.
オクロ植物門 珪藻綱 キートケロス目 キートケロス科
Chaetoceros peruvianus
Brightwell 1856
Synonym:
ふつう単体性。殻の長径は 10-32 µm。異殻性 (haterovalvate) であり、上殻は膨らんでおり、下殻は平坦。上殻の刺毛は殻中央付近から生じ、最初上方へ向鵜が急に折れ曲がり、ゆるく湾曲しながら斜め下方へ伸びる。この2本の刺毛基部の間には溝が形成される (図2)。下殻の刺毛は殻端付近から生じ、ゆるく湾曲しながら下方へ伸びる。葉緑体は多数、黄褐色、刺毛内にも存在する。
暖海域から温帯域に生育する。
参考文献 References
- Hasle, G.R. & Syvertsen, E.E. (1996) Marine Diatoms. In: Identifying Marine Phytoplankton. (Tomas, C.R. Eds), pp. 5-386. San Diego: Academic Press.